路上で保護された迷子犬。悲しみからか完全に心を閉ざすも、2年後に1枚の写真が奇跡を起こす。

路上で保護された迷子犬。悲しみからか完全に心を閉ざすも、2年後に1枚の写真が奇跡を起こす。

アルゼンチンの路上を彷徨っていた1匹のメス犬が保護されました。しかし、迷子犬と思われる「パキタ」は、いつも悲しそうに体を丸めていました。

シェルターのスタッフはそんなパキタを憐れみ、精一杯の愛情を注ぎます。しかし、パキタは完全に落ち込んで心を閉ざしたまま。

2年経っても飼い主どころか里親にさえ巡り会うことはできません。幼い犬のほうが人気があることも一因でしたが、写真に映る彼女の姿があまりにも寂し気だったことも大きな原因でした。

彼女の心は、今まで過ごしていた優しい家族に会えない悲しみでいっぱいだったのです。

スタッフはパキタになんとか里親が現れるよう写真を撮るのですが、いつも顔を背けてしまいます。保護犬の顔をみんなに見てもらうこともできないままに2年が過ぎていきました。

パキタが保護されてからすでに2年が経ったころ、ようやくパキタが少しだけカメラに目線を向けた写真を撮ることに成功しました。

パキタが保護されてからすでに2年が経ったころ、ようやくパキタが少しだけカメラに目線を向けた写真を撮ることに成功しました。

すると、奇跡的にパキタの写真が飼い主家族の目に留まったのです。

ある女性から「私の息子が飼っていた犬に違いありません!彼は2年間の間ずっと彼女を探していたんです」というメッセージが入りました。

息子さんであるナベイラさんは、愛犬が自宅から脱走してからというもの、諦めることなく探し続けていたのですが、愛犬につながる情報を手にすることができずにいました。

まさに、1枚の写真がもたらした奇跡です。

ナベイラさんは翌日にはシェルターに向かい、愛犬との再会を心待ちにしていました。シェルターのスタッフはパキタをナベイラさんの元に連れてきます。

しかし、2年間という長い年月、悲しみに覆われていたパキタは、どこかで「もう会えないのかも…」と心が折れていたのか、不安げな様子を見せるのです。

その再会の様子がこちら。

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