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今から1年半前、テキサス州・サンアントニオにあるガソリンスタンドの近くで1匹の犬の姿が目撃されました。
幼いころに飼い主に捨てられたとみられるその犬は、ご覧の通り体中に毛玉ができてボロボロの状態でした。
その姿を見るだけでも、彼女がそれまでどれほど過酷な暮らしを送っていたのかが伝わって来ます。
絶望的ともいえる状態だった犬に手を差し伸べたのは、地元に住むキロー夫妻。
彼らは近くに居た男性の協力を得て犬を捕獲し、そのまま地元の動物保護施設へと向かいました。
「彼女(犬)は私たちに気が付くと助けを求めるように側に近づいてきたのです。その痛ましい姿を目の当たりにしてしまった私たちには、見て見ぬふりをすることなんてできませんでした。」
キロー夫妻はこうコメントしています。
動物保護施設ではまず初めに毛玉のカットが施され、その後は体についたダニやノミが丁寧に取り除かれました。
その結果、
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