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アメリカ、テキサス州ヒューストンの片田舎を自転車で走っていたリカルドさんは、ふと道端に落ちている布団に目が留まります。
自転車を停め布団の中を確認すると、オスの子犬が震えて横たわっていました。
声を掛けても一切反応せず、完全に弱り切っている様子です。
しかも、布団には子犬のものと思われる血の跡が付いています。
首輪もない子犬を見たリカルドさんは「きっと、布団にくるんで車から投げ捨てたに違いない」と感じ、知り合いの動物保護団体に連絡を入れました。
リカルドさんから連絡を受けたラクリスタルさんが現場に到着し、まずはこの子犬に何が起きているのか状態を確認します。
確かに子犬が横たわる布団には血の跡が付いていますが、血の量に匹敵する外傷は見られませんでした。
いずれにせよ子犬はグッタリした状態なので、動物病院へと急ぎます。
獣医の診断でも、やはり子犬の血液であることは判明したものの、傷はなく明確な原因がわかりませんでした。
その後、一連の血液検査と超音波検査が行われると、思いもよらない事実が明らかになります。
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