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アメリカ、ミズリー州セントルイスで暮らす夫婦は、ケンタッキー州にあるバーボン蒸留所の見学をするために車を走らせていました。
辺りは一面銀世界です。そろそろ蒸留所に近づく辺りで、夫婦は道路際に投げ捨てられた黒いゴミ袋に目が留まります。
そこには、破けた袋から散乱したゴミだけでなく、1匹の犬がゴミ袋の上に横たわっていました。
「この辺りの農場の犬なのかな」と思った夫婦は、そのままバーボン蒸留所に車を向かわせます。
しかし、なにかあの犬のことが気にかかってた夫婦は、見学もそこそこに切り上げて犬の所に戻ることに。
彼らが犬の状態を確認すると、どうやら孤独と寒さから身を守るために、ゴミ袋をベッド代わりにしていたことが判りました。
「犬は農場で飼われているのではなく、捨てられていたのだ」と判断した夫婦は犬に近づきます。
すると、横たわっていた犬も夫婦に近づき、差し伸べた手の匂いを嗅ぎ始めました。
少々怖がっている様子ではありましたが、彼らが犬の頭を撫でると尻尾を振って喜びを示してくれたのです。
夫婦はあまりにも可愛い犬をギュッと抱きしめたい衝動にかられます。そして、犬を車に載せて保護することに。
寒い屋外にどのくらいそうしていたのかはわからなかったものの、犬の肋骨は浮き上がり始めており、最後の食事からだいぶ日にちが立っていることを物語っていました。
夫婦は毛布を後部座席に置き、犬に安心して良いことを告げます。
よほど疲れていたのでしょう、犬はすぐに深い眠りに落ち、20分ほど熟睡しました。
寒さから解放されて安心できる空間で休憩したことで、犬は元気を取り戻します。
そして、その後。
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