真冬に行方不明になってしまった犬。5日後、雪の中に生き埋めになっていたところを無事に救出される。

真冬に行方不明になってしまった犬。5日後、雪の中に生き埋めになっていたところを無事に救出される。

犬の「ソフィー」が消えたのは今年1月4日のことだった。その日彼らはメイン州ブライアント・ポンドの家の外で全員雪かきをしていたという。

雪かきがひと段落した夕方5時。ソフィーの姿が見当たらない。その日はそのまま帰ってこなかった。翌朝になっても姿をみせなかった。

カナダにほど近いメイン州の冬は厳しく、夜になると-10℃を下回る日も珍しくない。いくら外に慣れてるとはいえ、一晩も家に戻らないのはおかしい。心配になった一家は、すぐに全員で捜索を始めた。

彼らは周辺を徒歩で歩き回るだけでなく、スノーモービルでも彼女を探し続けた。それでも彼女が見当たらないため動物管理局などにも問い合わせ、ご近所にも知らせた。

しかし、なんの情報も得られなかった一家はフェイスブックを利用し、ネット上で愛犬に関する情報提供を呼び掛けた。

すると、ありがたいことに見知らぬ善意の人たちが捜索に加わってくれた。だがなんの手がかりも得られない。必ず見つかると信じていた一家だが、不安の影が忍び寄る。もしかしたら永遠の別れとなってしまうのでは・・・

季節は冬、外は氷点下の気温、そして雪だ。最悪の事態が頭をよぎる。ずっと考えないようにしてきたけれどソフィーはどこかで亡くなっているのかもしれない。もう二度と会えないのかもしれない・・・

そんな覚悟を決め始めた5日目のこと。

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