首に紐を巻きつけられ電話ボックス内に閉じ込められ捨てられた犬

首に紐を巻きつけられ電話ボックス内に閉じ込められ捨てられた犬

ロンドン南部にあるアニマルレスキューで働くエマ・セムプルさんの元へ、1本の救助要請の電話が入りました。

その内容は「バリー」と言う名前の犬が、首に紐を巻きつけられ電話ボックス内に閉じ込められているのが発見されたと言うものでした。

発見した地元女性の話によると「彼は疲れて眠りたそうにしていましたが、スペースがなく立ったままでした。」とのこと。

サルーキのミックス犬であるバリーは右前足には体重をかけずに3本の足だけでずっと立っていたそうです。そしてようやく電話ボックスから解放されました。

バリーは保護されたのち車で移動中、本当に疲れていた様子ですぐに眠りについたそうです。そしてセムプルさんはすぐにバリーを動物病院へと運びました。

その後の獣医師の診察の結果、バリーは肩を負傷していたのが判明。おそらく交通事故によって負傷し、それから1、2週間近く放置されていた可能性があるようでした。

他にも耳には障害、ノミなども多く見つかったそうです。事故による打撲などもありましたが、幸い時間とともに回復するとのことです。

右前足の診断については、ある医師の話では神経を損傷しているために切断が必要だと言いました。

ところが24時間の点滴の後、バリーは回復を見せ始めたのです。周りにいた獣医師たちを驚かせました。

X線撮影の後、骨の専門家の話では「時間はかかるがこのまま行けば治癒するでしょう」とのことでした。それから1週間後にバリーは手術を受け、現在は新しい飼い主さんの元で回復に向かっているそうです。

完治までにはまだしばらく時間はかかりますが、正常な生活を送れるようになり、長期的に見れば不自由なく走ったり遊んだりも出来るまでに回復するだろうとのことです。

– 出典 – thedodo

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