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そんな覚悟を決め始めた5日目の朝10時ごろ、一家は思いもよらない形でソフィーを発見する。家につながる道路に近い雪の吹きだまりから犬の頭のようなものがのぞいていたのだ。
彼らは思わず目を疑った。そこは何度も探した場所だったが、雪の上にのぞいているのは確かにソフィーの顔だった。大慌てで駆け寄ると彼女はちゃんと生きていた。
よかった!生きてた!大喜びした一家はご近所の助力を得ながら懸命に雪をかき出し、彼女を救出した。すっかり埋もれていたにもかかわらずソフィーは元気そうだった。
すぐに動物病院に連れていき、入念な検査を受けた。彼女の体調は特に問題がないことがわかった。
失踪前に比べると2キロほど体重が落ち、さすがに疲れている様子はあったが、幸いなことに重傷も凍傷もなかったため、家族はようやく胸をなでおろした。
冷たい雪に埋もれたまま頑張っていたソフィー。
どういう経緯でこうなったかはわからないが、落雪で身動きが取れなくなっていたのかもしれない。どこかの時点で家族の気配を感じて待ち続けていた可能性もある。
ともあれ失踪から5日間、孤独と不安を抱えたまま寒さを乗り切った彼女の忍耐強さと生命力は驚異的なものだった。
かくして奇跡の生還を果たしたソフィーは涙と歓喜で家族に迎えられた。たくさんのハグやお気に入りのおやつをふるまわれ、あらん限りのもてなしを受け、現在は暖かい我が家で元気に暮らしている。
また一家は捜索に協力してくれたすべての人々に感謝を述べ、ソフィーの身を案じていたたくさんの人々から生還を喜ぶメッセージを受け取っている。
参照元:viralnova
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