猫を保護する施設の電柱にくくりつけられ捨てられた犬。ひとりの女性の懸命なトレーニングによって幸せを手にする。

猫を保護する施設の電柱にくくりつけられ捨てられた犬。ひとりの女性の懸命なトレーニングによって幸せを手にする。

その結果、ついに、ジニーさんがレンジャーを引き取ることに決まりました。

ジニーさんはアニマルレスキューで働いており、これまでに何匹もの保護犬の里親になってきたベテラン。

まずはシェルターから一時預かりし、しつけをしてから永遠の里親を探すことになります。

ジニーさんは市のシェルターからレンジャーを引き出し、すぐに動物病院に連れて行きました。

レンジャーは白癬の治療と去勢、ワクチン接種も受けてフロリダ州のジニーさん宅へと向かいます。

少々アグレッシブな性格なレンジャーが、他の犬たちとケンカを引き起こさないだろうか、と心配しながらの帰宅となりました。

れが原因でレンジャーが捨てられたのなら、あまりにも理不尽で悲しいこと。

ジニーさんはレンジャーに「あなたはしばらくここで暮らすのよ。私の言うことをちゃんと聞いて、ほかのお友達とも仲良くね、イイ子よ」と、話して聞かせます。

ジニーさんは飼い主との関係性を教えるため、レンジャーが口に咥えているオモチャをわざと横取りし、エサや水も途中で取り去ります。

攻撃的な性格が残っていたり信頼関係が築けていなければ、犬は人間に牙を向けます。ジニーさんはレンジャーが人間とうまく暮らしていけるよう、しつけを繰り返しました。

そしてジニーさんの心配は杞憂に終わります。3日目にはレンジャーは自分がどうするべきなのかを理解し、すっかりアグレッシブな行動は改善しました。

レンジャーは他の犬が通っても威嚇することなく、静かにやり過ごすこともできるようになります。そして、威嚇でかまってもらうのはダメなことや、オモチャで遊ぶともっと楽しいということも覚えました。

レンジャーは自分が一番ではないことを学び、ちゃんと飼い主家族のことも考えて行動できる素敵な犬へと変貌したのです。

そして、その後。

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