フジツボが固着し自力で潜ることも出来なくなったウミガメが発見される

フジツボが固着し自力で潜ることも出来なくなったウミガメが発見される

タスマニア海岸で漁師によって発見された1匹のアカウミガメ。しかしそのウミガメの様子はおかしく、すぐに助けが必要であることがわかりました。

ウミガメの体はとても大きくおよそ220ポンド(約99キロ)。発見当時は衰弱しており、自分の力で水中に潜ることも出来ないほどだったそうです。そしてウミガメの体にはフジツボが固着し身体の3分の1ほどを覆っていたのです。

ウミガメがタスマニア海域で発見されることは普段ほとんどないとのこと。ウミガメを保護するため、発見した漁師は政府の海洋保全団体へと保護要請しました。

そしてウミガメは一晩漁業市場で一時的に保護され、翌日獣医試験センターへと運ばれたそうです。

獣医師は検査のためレントゲンと撮影。するとウミガメはしばしば、クラゲと間違えてビニール袋を食べてしまっていたことがわかりました。

ウミガメに水分補給を行いながら体に固着していたフジツボを一つずつはがしていきました。幸いなことに治療のかいあって、命の危険は回避されました。

現在はウミガメは体調を整えるために様子を見ているそうです。回復次第、海へと返されるでしょう。

– 出典 – thedodo

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