スターバックスが考案した犬用メニュー。それが犬たちを笑顔にし多くの人の目に触れ、里親が決まるきっかけに

スターバックスが考案した犬用メニュー。それが犬たちを笑顔にし多くの人の目に触れ、里親が決まるきっかけに

2016年4月にアメリカ・ワシントン州にある動物保護団体「Kitsap Humane Society」が開始した「The Puppuccino Pals Program(パプチーノ仲間プログラム)」。

それは、毎週火曜にボランティア職員のモリー・クラークが施設から1匹の犬をスターバックスに連れ出し、犬にパプチーノをご馳走するというもの。

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スターバックスによると、パプチーノは犬用のシークレットメニューで、小さなカップにホイップクリームが入っているのだとか。

施設から外出をして息抜きをし、ドライブを楽しんでご褒美を満喫する犬たちの姿。そんな犬たちの姿をスターバックスの店員たちは、写真に収め店内に「The dog of the week(今週の犬)」として紹介。

それを見た誰かがその犬たちの里親になてくれることを願っているのです。

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プログラムが公式に開始したのは4月からですが、モリーさんははそれ以前にもたびたび犬たちのパプチーノを振る舞っていたそうです。

保護団体の職員のキンバリー・シゼック・アレンさんはこう話します。

「犬たちは息抜きを本当に楽しみにしていて、ペプチーノが大のお気に入り。パプチーノに夢中になっているのよ。」

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パプチーノを飲みに出かけられない保護犬たちにも、必ずご褒美を与えるように気をつけているのだとか。

「保護犬になんらかの制限があって外出できない場合は、モリーはほかの犬を連れだして、パプチーノをひとつ持ち帰るようにしています。こうすることで、すべての犬たちが庭で遊んだり、部屋で静かに過ごしたり、それぞれの個体に適した楽しみ方をすることができる仕組みになっています。」

シェルターではインスタグラムも活用し、保護犬たちが多くの人の目に触れるように心がけているのだそうです。

保護犬たちの楽しみが増え、その笑顔を撮影し店内に張り出すことによって多くの人の目に止まり、新しい里親へと引き取られていく。「少しでも多くの犬たちに幸せを」と考え行動してくれる人たちに感謝です。

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参照元:thedodo

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