川岸に打ち上げられた赤ちゃんイルカを救ったのは15歳の少年

カナダのセントローレンス川のほとりで休暇を楽しんでいたとある家族が、川岸に打ち上げられた赤ちゃんシロイルカを発見しました。イルカにはまだ臍帯(へその緒)がついていたそうです。

海洋哺乳類の研究を行っているグループGREMM(Group for Research and Education on Marine Mammals)のスタッフへと救助の要請をし、到着までの間、家族の15歳になるニコラスくんがイルカの皮膚が乾かないよう5分おきにバケツで水をかけ続けたのでした。

しばらくして救助隊が到着。救助隊は必要に応じて、将来的に赤ちゃんイルカを追跡することができるように肌のサンプルを採取し、そして母親の元へと戻れるよう赤ちゃんイルカをシロイルカのいくつかのポッド(群れ)へと戻しました。母親の元へと戻れるまで心配はありますが、自然の生息地である海へと元気に帰ったそうです。