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アメリカ、フロリダ州にデルーカさん一家。動物保護施設からジャーマンシェパード犬のハウス(2歳♂)を家族として迎え入れました。
その約2ヶ月後、自宅の裏庭で遊ぶ7歳のモリーちゃん。モリーちゃんのおばあちゃんがハウスの異変に気付きました。
「ハウスが狂ったよう地面を前後に跳びはねはじめたの」
様子がおかしいと近づいてみると、そこには猛毒をもったガラガラヘビがいました。どうやらハウスは、家族に近づかせないとガラガラヘビを威嚇していたのです。突然の出来事におばあちゃんも身がすくんでしまいます。
次の瞬間・・・。
ハウスが足を引きずり、キャンキャンと泣き始めました。それでもハウスは逃げることなく、家族を守ろうと懸命に闘い続けました。
ハウスのおかげで、家族は毒ヘビから逃れられ、ルーパール救急動物病院にハウスは緊急搬送されます。すぐに鎮痛剤、解毒剤が投与されました。なんとハウスの体には毒ヘビの噛み傷が3箇所もありました。
ハウスの血液には、いまだヘビの毒が残っており、腎機能障害を起こしていたが、治療次第で回復は見込めるといいます。
ハウスを優しく見守るモリーちゃん
アメリカは人間の治療費同様、動物の治療費も高額で、抗毒のバイアルは1本618ドル(約6万7600円)、ハウスはこれを1日に4~5回投与しなければならず、ICUのコストは1日1000ドル~1500ドル(約11万~16万)。ザックリ見積もっても1日に30万円はかかる計算となります。
それでもハウスに元気になってもらいたい。そこで、家族の友人たちは、ネットで募金活動を始めます。ハウスの勇気ある行動がメディアで報じられ、全米各地から「治療費の足しにしてほしい」と、多額の寄付金が集まったという。
その額は、すでに5万ドル(545万円)。デルーカさん一家はそこから治療費をありがたく頂き、残ったお金は犬の保護救済活動を行っている団体などに寄付するという。
自分の命を盾にして、何度噛まれても逃げ出すことなく立ち向かうハウスはとても勇敢です。
参照元:barkpost
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