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「うれしくて興奮するのは、やめさせたらかわいそう!」なんて思う飼い主さんもいるかもしれませんが、
今回は、愛犬のために!飼い主さんのために!まわりの人のために!3つの理由から
「やめさせたい興奮」の見分け方、直し方をご紹介します。
うれしくてタテにジャンプしたり、吠え続けるのは、愛犬にとってよくないことなのです。
ドアを開けると待ってましたと言わんばかりに飛びついてくる愛犬。後ろ足だけで立ったりジャンプすることは、犬にとって、足の骨や関節にとても負担がかかる動きなのです。飛びつかないでお出迎えができれば骨や関節への負担が減り、胴長犬はヘルニアの予防にもなるのです。
愛犬が飛びつきそうになったら、骨や関節に負担がかからないよう「オスワリ!」をさせてみましょう。指示に従えないときには、無視をして通り過ぎ、別の機会で「オスワリ!」の練習やってみましょう。
また、「ただいま」の声が聞こえないほど、吠え続ける犬の行動は、ぜひ直しておきたい興奮の行動です。
犬は吠えるとその振動が腰に伝わり、さらに吠え続けることで腰を痛めてしまうこともあるようです。
愛犬の健康を考えると直しておきたい行動の一つなのです。
帰宅を喜んで吠えているときは、愛犬をなでたりしがちですが、ここはグッとこらえて無視して通りすぎましょう。
毎日根気よく続けることで愛犬も次第に吠えなくなります。
興奮して吠えるのをほうっておくと、吠えグセがひどくなって飼い主さんが困ってしまう結果に!
愛犬のゴハンを用意しはじめると、その音を聞きつけ、吠えて走り回るのも興奮からです。
そのままゴハンを与えると、おねだり吠えがひどくなることもあります。
さらに走りまわることで、飼い主さんが落ち着いてゴハンを用意できません。
そのままにせず直しておきたい行動です。
愛犬がゴハンに夢中になっているすきに、次の分のゴハンをすぐに出せるように準備しておけば、愛犬がゴハンの準備のたびに
吠えて走り回る興奮もピタッとおさえられます。
今日からできてとても簡単なのでぜひ参考にして試してみてください。
また、飼い主さんがリードを持つと「散歩に行ける」と思い、うれしさあまって吠え続けるのは、ぜひ直したい興奮です。
吠えてもそのまま散歩に行ってしまうと、吠えグセが定着してしまう原因にもなりますし、ご近所迷惑にもなってしまいます。
ひどい場合には、将来はなんでも吠えて要求する犬になってしまう危険もあるのです。
「リード」をみて激しく吠える犬は、「散歩に行ける」と思って興奮しているのです。
家の中で、何回もリードをつけたりはずしたりすることで、「リード」=「散歩」と連想しなくなり、吠えグセの予防にもなります。
突進すると相手の犬は怖がるし、人に飛びつくとケガをさせてしまう危険もあるのです。
愛犬が他の犬を見ると突進してしまうと、相手の犬に怖がられたり、吠え返されたりして、仲良くできません。
人に対して突進する犬は、相手をビックリさせてしまうこともあります。
また、交差点などでの突進は非常に危険です。事故につながる前に直しておきたい行動です。
飼い主さんはまわりをよく見て、愛犬が突進しそうな人や犬をいち早く察知することが大切です。
愛犬が気づく前に、おやつやお気に入りのおもちゃなどに反応する位置まで遠ざけて進路を変更するようにしましょう。
また、人が好きで、通行人を見ると飛びつきたくなってしまう愛犬の興奮。しかし、飛びついた通行人の洋服を汚してしまったり、子供やお年寄りを転倒させてしまっては大変です。
ケガ人を出さないためにもなおしておきたい行動です。
通行人が近づいてきたら、愛犬が飛びつかないように、足でリードを踏みます。このとき愛犬の首が苦しくない程度に。
そのまま通行人が通り過ぎるまで待機しましょう。ちょっとした立ち話などのときにも役立ちます。
いかがでしたでしょうか?健康な犬の場合、興奮すること自体はストレス発散になり、悪いことではありません。
しかし、度を超えた興奮は愛犬の健康への影響、困りごとの防止、周囲への配慮を考えると、直しておきたいものです。
愛犬が興奮しすぎないよう、飼い主さんがうまくコントロールしてあげてください。
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