犬が突然噛むようになる

 

病気が疑われる噛みつき

 

今まではどんなことがあっても噛む事がなかったのに、突然噛むようになったり常にイライラしている様子のときには病気の疑いがあります。

病気が直接の原因とならなくても、痛みやイライラから噛みつきやすくなることもあります。

特に、神経性の病気やホルモンバランスが崩れる病気などから噛みつき癖がつくこともあるので、急に噛みつくようになったら獣医師に相談してみるのも良いでしょう。

 

 

発情からくる噛みつき

 

オスの犬は発情しても満たされないことからイライラがつのり、そのイライラを飼い主に向けてしまうこともあります。

メスの場合は発情すると気分にムラが出て、噛みつきやすくなることがあります。

このように性ホルモンによって噛みつきやすくなる場合には、去勢や避妊の手術しか方法がありません。

発情中の犬はストレスがとても大きくなり、体調を崩すことも考えられるので交配を望まない時には手術を受けさせた方が良いでしょう。

 

犬にとって重要な社会化期

 

社会化期にはできるだけ外へ出かけて、人や景色や周りの環境に触れさせてあげなければなりません。

外に出る機会がなく、ずっと家の中で飼い主としか接触しないような環境だと臆病な性格になったり、攻撃的になって噛みつき癖がついたりします。