今増えている、犬のがんPart.3

今増えている、犬のがんPart.3

内分泌

甲状腺がん

首の周囲にしこりができ、腫瘍の90%以上は悪性 内分泌系組織中でとくに多いがんです。

 

 

8歳をすぎたビーグルが圧倒的にかかりやすく、首の片側(または両わき)にしこりが出来ます。

 

 

触って動くしこりであれば切除できますが、ほかの組織とくっついて動かない場合は切除が難しくなるため、早期発見がより重要になります。

 

 

 

 

骨肉腫

大型犬の足にできやすく肺へ転移することも 骨をつくる細胞のがんです。

 

 

骨に負担がかかるとなりやすいため、大型の肥満犬に多く、 おかしな歩き方が消炎鎮痛剤でも改善されないときは注意が必要です。

 

 

肺への転移による死亡が多いため、足を切断後、抗がん剤治療を行うのが一般的です。

 

 

 

 

肝臓

肝細胞がん

元気がなくなり、やせてきたら注意 体の中に出来る腫瘍のため、表面からは発見しづらいがんです。

 

 

はっきりした症状がなく、ふだんより元気がなかったりやせてきたら、病院での血液検査と画像検査をしましょう。

 

 

進行すると黄疸や嘔吐、下痢などの症状も出始めます。

 

 

 

 

造血器

リンパ腫

体表のリンパ節が腫れ、食欲低下などの症状が 血液中のリンパ球のがんです。

 

 

いくつかある型値のうちもっとも多いのが、体表のリンパ節が腫れるタイプになります。 食欲低下、元気消失など、どんな病気にも起こりうる症状が多く、発見が遅れることも。

 

 

おもに抗がん剤治療が用いられます。 若い犬もかかりやすいがんです。

 

 

 

 

年に1、2回は画像診断を取り入れて

がんには体を触ってもわからないものもあります。 こうしたがんは、目に見える症状が出るまで見落としてしまいがちです。

 

 

そうならないためにも、年に1、2回は問診と触診に加え、血液検査や画像検査を組み合わせることをおすすめします。

 

 

発症率が固まる7歳以上のシニア犬がいる家では、とくに心得ておくようにしましょう。

 

 

 

 

6357793

いいね を押して
最新情報をいち早く受け取ろう!!