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カーミング・シグナル
あまり聞き慣れない言葉と思う方も多いようですが、
カーミング・シグナルとはボディランゲージの一種で人間の言葉を話すことのできない犬にとっては自分の気持ちを表したり、相手にそれを伝える「方法や手段」なのです。
仲間とともに暮らす犬が、お互いの対立を避けるために身につけたもので、 カーミング・シグナルの多くは、
緊張や不安のあらわれによるもので、それ以上ストレスをかけないように配慮してあげましょう。
主に、相手の興奮をしずめようとしたり、自分の不安・緊張を落ち着けようとしたりするときに使われます。
現代の犬は人間といる時間が一番長いので、人間に対しても、同様にメッセージを発します。
シグナルを読み取る
公園でよその犬と挨拶したり、来客があったりなど、緊張しやすい状況では、カーミング・シグナルがよく使われます。
すぐに気づいて、愛犬に無理をさせないように対処出来ると、信頼関係はより強いものになるでしょう。
1.「不安」のサイン
・体をブルブルとふるしぐさは、自分や相手の気持ちをしずめようとしています。
・鼻をなめるしぐさは、緊張をやわらげようとするしぐさです。相手が緊張していると感じたときにも使われることがあります。
・興味をひくものがないのに地面や床のニオイをかぐしぐさは、興奮や不安を感じているサインです。
・しきりに体をかくのは、ストレスのサインです。その他、足先を繰り返しなめることもあります。
2.「落ち着いて」のサイン
・顔をそむけ目線をそらすしぐさは、自分の気持ちと相手の気持ちを落ち着けようとしているサインです。
・あくびは、緊張や不安を感じたり、相手の興奮を抑えたいときにすることがあります。
・人と人の間、犬同士の間にわって入るのは、「落ち着いて、なかよくしようよ」のサインです。
・フセをするのは、対立を避けたいときにします。体を小さく見せようとフセをするのです。
3.「何もしないよ」のサイン
・ゆっくり動くのは、相手の興奮を刺激しないようにする、カーミング・シグナルの一種です。
・のびをするしぐさは、前足を地面につけて上半身を下げることで、敵意がないことを伝えています。
・犬同士の挨拶で多く見られるのは、カーブを描いて動くしぐさです。 体の側面を見せるように近づき、対立を避ける行為です。
飼い主さんは愛犬のしぐさをしっかりと観察して、愛犬が今どんな気持ちでいるのか、考えるきっかけにしてみてください。
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