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今現在の社会において、犬が野生で暮らしていくことはほとんどないと言えます。
そんな犬達が生まれてから生きて行くうえでどんなもの(人)に影響を受けているのでしょうか?
新生児 0〜2週目
この時期に一番に影響を受けるのは母犬です。
生まれて間もなくの頃から犬には、味覚や触覚は存在しており、母犬に触れた感触も分かります。
過度期 2〜4週目
この時期に一番に影響を受けるのは母犬やその兄弟たちです。
この頃になると、目が開き耳は聞こえだして聴覚が発達していくので周りの環境の音はちゃんと聞こえています。
体の能力も少しずつ発達していき、立ち上がったり歩いたりといった運動もできるようになります。
社会化 3〜12週目
この時期は社会化といって周りの環境と触れ合うことが必要になる時期で、他の犬や人間にも出会う機会が必要です。
子犬は生まれて6週目までは兄弟達から最も影響を受けて、犬でいることについて学ぶのです。
そして12週目までが人間や周りの環境から最も影響を受け、主に”遊び”によって犬社会の構成や身体的な発達など習得していきます。
6週目までには自分の周りの状況はもちろん、他の犬や人間との関係性も理解し、9週目までに身体の全ての感覚を使い始めるのです。
社会化には子犬にとって嬉しいことや、それとは真逆の恐怖もちゃんと経験させてあげなければなりません。
12週目までには周りの環境やモノを探検したり好奇心も増す時期なので、この時期は相手と適切な交流ができる社会能力などのトレーニングを始めるのに最適な時期といえます。
社会的順位 3〜6ヶ月
生まれて3ヶ月を過ぎると、一緒に生活している犬や他の動物や人間も含めて”遊び相手”に一番影響されます。
この時期は社会という群れの中での順位を理解し始め、それに従った行動をとるようになります。
思春期 6〜18ヶ月
自分が属する群れのメンバーに一番影響を受ける時期です。
例えば飼い主や一緒に飼っている犬やペットなどが当てはまりますが、同時に相手を支配しようとする欲求も高まる時期です。
性的な行動を覚えるのもこの時期で、この時期までに去勢や避妊をしていなければ性的な行動を始めます。
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