▼ 過去に多くシェアされた記事
その日、アメリカのサウスカロライナ州の動物管理施設で働くミシェル・スミスさんの元に「崖の下で動けなくなった犬がいる」という電話が入りました。
早速現地へ向かったスミスさんが急な崖を下っていくと、犬の鳴き声が聞こえてきたのです。
崖の下の茂みでシーズー犬を発見したスミスさんは、そこで驚きの光景を目にしました。
なんとそこにはシーズー犬だけでなく、幼い子猫が一緒にいたのです。さらに驚くことに、お腹を空かせた子猫にシーズー犬はミルクを与えていました。
シーズー犬はスミスさんを見ると、子猫を守るかのように吠え続けました。スミスさんは興奮するシーズー犬に少しずつ近づき、何とか保護することに成功したそうです。
保護した2匹は、保護施設へ向かう途中も決して離れることはありませんでした。
そして、保護施設に着いてからも2匹は片時も離れようとしませんでした。一緒に食事をして、一緒に眠り、ずっとお互いの存在を確かめるかように寄り添い続けていたのです。その姿はまるで本当の親子のようでした。
シーズー犬は保護施設に入った後も子猫に授乳していました。獣医さんは「子猫を何とか助けたいとの想いがシーズー犬に想像妊娠をさせ、ミルクが出るようになったのではないか」と考えているそうです。
保護施設のスタッフはシーズー犬に『ゴールディ』、子猫に『ケイト』と名づけ、一緒に引き取ってくれる里親さんを探し始めました。
そして、その後。
PAGES: 1 2
いいね を押して
最新情報をいち早く受け取ろう!!
コメントを残す