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医師はサリヴァンくんはどこにも異常がなく完全な健康体である、と告げました。万全を期すため、二人は他にも何件かの動物病院を回ってみたがほとんど同様の回答。
実はサリヴァンくん「仮病」だったのです。
「ほとんどの病院で言われたことは ”仮病” でした。サリヴァンは朝方、あるいは留守番をさせられるとき、病気のフリをすれば、私たちが彼に注目し、家に残ってくれるということを分かっているのだそうです」
実はこのような前例は結構あるそうで、特に、大好きな人間から同情と思いやりに満ちたケアが受けられると分かっている犬には特に。
「BluePearl Veterinary Partners」の行動医学サービスのリーダー、ジル・サックマン医師は、これは「オペラント条件づけ」という現象に一致していると言います。
「犬は、ある特定の行動をとることが、好ましい結果に終わることを学びます。例えば、咳やクシャミが、飼い主の注目を引く結果となるといったようなことです」
とサックマン医師。
「人間を騙そうとしているのではありません。その行動に対してご褒美がもらえるということに気づけるほど犬は賢いということなのです」
幸いにも、サリヴァンくんの咳はそのとき以来ピタリと止んでいます。ケナディさんは、「病気のフリをすることは両刃の剣である」ということにサリヴァンくんが気づいたのだろうと考えています。
すなわち、飼い主の注目を集めることは嬉しいが、動物病院へ行くのは嬉しくないということ。
「サリヴァンが『上手いことやった』という点については、別に驚きはしません」
とケナディさん。
「まだ子犬の頃から、サリヴァンはとても賢い犬でした。物事を学び、理解するのがとても早かったのです。実に素晴らしい犬なんですよ」
参照元:thedodo
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