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12月31日の午後10時30分ごろ、ボブさんは自宅の暖炉で暖まりながら愛犬のゴールデンレトリバーの「ケルシー」と一緒にサッカー観戦をしていました。
ちょうどCMになったところで、彼は家の外にストックしてある暖炉の薪を取りに行ったのです。
すぐそこまでのつもりだったため、上着も羽織らずジーンズとスリッパ、長袖シャツという軽装のまま外に出てしまったボブさん。
そして、うっかりつまづいてしまい、5mほど歩いたところで氷に足を滑らし転んで首を打ち付けて倒れてしまったのです。
起き上がろうとしても体が動かない。自分の体に何が起きているのか混乱しながら助けを求めて叫んだものの、隣の家までの距離は最短でも500mはあります。
そして大晦日の夜。絶望的な状況の彼でしたが、飼い主の一大事を知った愛犬のケルシーは彼の体の上に身を横たえ、助けを呼ぼうと必死に吠え続けたのです。
当時の気温は-4℃。片時も離れずケルシーが体を温かく保ってくれたおかげでなんとか生き延びる事ができたボブさん。さらにケルシーは睡魔と戦うボブさんの顔や手を舐め励まし続けたそうです。
そして、すでに夜は明け、もう日暮れになってしまいます。
隣人は現れず、声はとうとう枯れていました。生き延びるために気を張っていたボブさんもついに限界を迎え意識を失ったのです。
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