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2年前、ある家に一匹の野良猫が姿を現しました。家族が世話を始めると、数週間後妊娠していることが判明しました。
その後生まれた子猫のうちの一匹が、とても変わった特徴を持っていたのです。
「ピーナッツ」と名付けられたその子猫は、他のきょうだいのように母猫のおっぱいを飲むことができませんでした。
そこで家族のアレックスさんが哺乳瓶でミルクを与えることにしました。
ピーナッツは生まれつきとても小さく、きょうだいたちの半分ほどのサイズしかありませんでした。
さらには、ピーナッツの目は片方しかなく、鼻の一部もありません。しかしその他には健康上の問題はなく、元気に成長していきました。
大きくなっていくにつれ、今度は歯にも特徴が見られました。
下の歯の一本が目立って長くのびています。
アレックスさんは言います。
「ピーナッツは今まで出会った猫の中でも一番かわいいです。家の中で私を見つけると、エサ箱にフードを入れるよう誘導したり、なでてほしそうに甘えてきたりします。夕飯時になると肩の上に乗ってきて、料理の様子をじっと観察しています。ピーナッツは私にとってベストフレンドです」
こちらは母猫とのツーショット。
ピーナッツは2才になり、体重は約2キロになりました。
今後も体は小さいままだろうとのこと。でも、その小さな体には大きな個性が備わっています。
そして、ピーナッツにさらに家族が増えるのです。
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