▼ 過去に多くシェアされた記事
マサチューセッツ州のブロックトン動物管理局に野良犬が街中を歩いているとの通報が入り、スタッフは保護するためにすぐに現場へと向かいます。
そこでスタッフが目にしたのは、これまでに見たことがないほど全身傷だらけのオス犬でした。首輪もマイクロチップも装着されていなかったので、この野良犬の過去は全くの不明。
しかし、皮膚に穴が空くほど傷だらけの体を見れば、相当に辛い生活を送っていたことがわかります。体はガリガリに痩せ、首のリンパ節はテニスボールほどの大きさに膨れ上がっていたのです。
動物管理局で体重を測って見るとわずか、7キロほどしかなく飢餓状態にあったことが推測されます。酷い傷は、毛包虫が原因で脱毛、膿疱といった症状が引き起こされていました。
長期間に渡る飢餓とストレスによって免疫機能は低下していたため、ここまで酷い状態になっていたのでしょう。さらには二次感染によって尻尾や背中から出血もしていました。
保護当初はとても不安そうでしたが、スタッフらの声に徐々に反応を示すようになり、しばらくするとスタッフにキスをするかのような仕草も見せてくれるようになりました。
そして、スタッフはこの犬に「XO(ハグ&キス)」と名付けます。
獣医の診断でXOはまだ1歳程度ということが判明。内服と並行して殺虫効果を持つ薬剤で体を洗うなど、根気のいるものでしたが、スタッフはXOを毎日深い愛情で見守り続けます。
そしてその後。
PAGES: 1 2
いいね を押して
最新情報をいち早く受け取ろう!!
コメントを残す