【猫】猫の食物性アレルギー

【猫】猫の食物性アレルギー

6588151

 

猫がなるアレルギー

 

”アレルギーとは、体の中の免疫システムが過敏に反応し、体の中に入って来た成分を撃退しようと防御反応をおこすこと”をいい、猫や犬の食物性のアレルギーは皮膚炎を起こす場合が多いです。

 

食事をとってから数時間後に皮膚が赤くなったり湿疹ができるなどの”皮膚炎の症状”と、かゆみにより執拗に耳や首をかいたり足の裏を舐めるといった症状が出ます。

 

食物性のアレルギーは一般的には生後半年以上経つと発症すると言われており、避妊や去勢の手術をしてホルモンバランスが変化した時や、1歳から3歳前後は特になりやすいです。

 

食物アレルギーの主な原因は食べ物に含まれる”タンパク質”が原因となります。

 

キャットフードには様々な原材料が使われているのですが、食物アレルギーを起こす原材料として、「牛肉」「乳製品」「魚」の3種類だけで80%を占めています。

 

その他として、羊・豚肉・小麦粉・とうもろこし・大豆・白米などが挙げられます。

 

ちなみに、牛肉・鶏肉・卵・小麦・大豆はアレルゲンのTOP5と言われています。

 

アレルギーの原因をつきとめるのは非常に難しいことです。

 

アレルゲン抗体検査という検査を受けたとしても、抗体の値が高いのに無症状だったり、抗体が検出されなくても症状が出る場合もあり、原因をつきとめるには”除去食試験(特定のタンパク質を除いた食事を与え、症状の変化を観察する試験)”でチェックしてみないと断定することはできません。

 

 

脂質や炭水化物

 

脂質はほとんど食物アレルギーの原因にはなりませんが、例外として、脂質を精製する時にタンパク質が除去しきれなかった場合は、そのタンパク質がアレルギーの原因となる場合もあります。

 

炭水化物も脂質と同様に食物アレルギーにの原因にはなりませんが、米や芋などの5〜10%はタンパク質のため、それが食物アレルギーの原因になることがあります。

 

 

アレルギー性疾患を増加させている原因

 

最近では、アレルギー性疾患を増加させている原因としてフードに含まれている”合成着色料”や”合成酸化防止剤”、”人工香料”などの「合成添加物」があげられます。

 

これらの添加物を食べ続けることで、肝機能・腎機能・甲状腺機能などが低下して免疫力を弱めていると考えられています。

 

 

いいね を押して
最新情報をいち早く受け取ろう!!