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オクラホマ州のシェルターに保護されたボーダーコリーの「コング」。まだ幼さの残る彼の体はとてもボーダーコリーとは思えない状態でした。
コングの脚や背中からは美しい被毛が抜け落ち、真っ赤な皮膚が剥き出し状態です。しかも、この状態で繋がれっぱなしだったようで、コングは日焼けにも苦しめられていたことが判明します。
飼い主から撫でられることもないまま放置され、治療も受けさせてもらえなかったコングは身も心も傷付いていました。
ほどなくして、テキサス州の動物保護団体「ボーダーコリーレスキュー&リハビリテーション」に引き取られ、コングの治療が始まります。
しかし、皮膚病に侵されたコングの体はあまりにも痛みが強く、当初は撫でてあげたくても触れることさえできませんでした。
スタッフたちの大きな愛と献身は、そんなコングに嬉しい変化をもたらします。コングの被毛は徐々に生え始め、ようやく里親を募集できるまでに健康を取り戻すことができたのです。
動物保護団体のウェブサイトに、「#387」の番号とともにアップされたコング。
オモチャで遊ぶのが大好きで散歩や他の犬とも上手に遊べるイイ子で、活発な犬へと変身していました。
のちに里親になるカーティスさんは、コングにあてられた番号や名前ではなく、彼の笑顔とプロフィールに書かれたコングの過去を知って一目で恋に落ちます。
しかし動物保護団体は、彼の仕事「信用調査機関のサイバー脅威情報アナリスト」は、忙し過ぎるのでコングの里親には不向きだと心配していました。
ボーダーコリーは賢いだけでなく、飼い主との遊びや仕事を与えられることに喜びを見出す犬種だからです。
そして、その後。
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