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こちらは昨年の8月にニューヨーク・ブルックリンの路上で撮影された写真。
写真には1匹の野良の子猫がうつっていますが、彼女は立ち上がることもできないほど衰弱し、両目は重度の感染症を引き起こしている状態でした。
通行人の多くは子猫の存在に気が付いていましたが、自ら行動を起こそうとする人はなかなか現れませんでした。
しかしそんな中、地元に住むウィルさん・ディヴィアさん夫妻は子猫の前で立ち止まり、優しく手を差し伸べたのです。
当時、2人は自宅で6匹の猫を保護していましたが、目の前で苦しんでいる子猫を見捨てることは出来ませんでした。
子猫を自宅で保護した夫婦は、その後念のため子猫が見つかった場所へ戻りました。
すると、今度は最初に見つかった子猫の弟妹と思われる2匹の子猫が近くで見つかったそうです。
夫婦はこう話します。
「オスの子猫は両目が目ヤニで塞がり、メスの子猫はそんな彼を守るように側に寄り添っていました。どうやら、彼らはそれまでずっと支え合って生きていたようです。」
「この子たちも助けを必要としている」
そう考えた夫婦は新たに見つかった2匹の子猫も保護することを決意しました。
警戒心の強い2匹を捕獲することは容易ではありませんでしたが、夫婦は捕獲器を設置して辛抱強く待ち続け、なんとか両方の子猫を保護することに成功したそうです。
そして、その後。
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