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この動画を撮影したのは動物保護団体のAnimal Defenders International(ADI)。彼らによればそのピューマの名前はMufasaといい、ペルーのサーカス団が所有していたという。
そして20年間、錆びついた鎖に繋がれピックアップトラックの荷台の上で暮らしてきたそうだ。
ペルーでは野生動物の捕獲や所持は禁止されているが、サーカス団は公演で村から村へと移動していたため、これまで発見することができなかったとしている。
しかし野生動物保護当局とADIがついにサーカス団の居場所を特定。警察の助けを借りて武器を持った8時間のにらみ合いの末、Mufasaを保護し鎖を切断した。
ADIのJan Creamer氏は報告の中で「彼の体は重い鎖やハーネスで巻かれていました。私たちはそれを切断しました。彼は生まれて初めて体を伸ばすことができました」と語っている。
その後、Mufasaは車や船に乗せられて3日掛けて運ばれ、ついにアマゾンの熱帯雨林にあるTambopata保護区に到着。
解放され自由に森の中を歩く姿が撮影された。
20年間も繋がれたままの生活から解放されたピューマ。残されたわずかな時間を、森の中で自由に味わってもらいたい。
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