虐待によって背中に大火傷を負ったピットブル。それでも人間に愛想を振りまく姿に胸が苦しくなる

虐待によって背中に大火傷を負ったピットブル。それでも人間に愛想を振りまく姿に胸が苦しくなる

アメリカのテキサス州にある動物保護団体「Austin Pets Alive!」の医療施設へと運び込まれた1匹のオスのピットブル。彼はよくぞ生きていたと思うほどの大火傷を負っていました。

医療チームが検査した結果、火傷は化学物質によって引き起こされたもので、人間による虐待行為だと判明しました。

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スタッフたちの悲しみを察知したのか、こんなにも重症を負っているにもかかわらずピットブルは尻尾を振って笑顔を見せてくれるのです。

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ピットブルは「ウェントワース」と名付けられ、医療チームによって治療が始められました。ウェントワースの火傷の治療には相当長い時間がかかります。

1日に3回、水を使ったトレーニング(ハイドロセラピー)や、抗生物質や鎮静剤といった薬の投与。さらには特殊な包帯で傷を保護しました。

これだけの火傷なのでウェントワースは相当な痛みと闘ったと思われます。それでも彼は人間への愛情を失わず、とても信頼している様子です。

スタッフの顔を見れば嬉しそうに尻尾を振り、ジッと顔を見つめるのです。そして「体をもっと触って!」とおねだりするほど甘えてくるのです。

ウェントワースの火傷は少しずつ良くなっています。完全に傷が回復した後は、生涯幸せに暮らせる家族を探す予定です。

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参照元:barkpost

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