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ギリシャのアテネ付近の山に、飼い主と一緒にお散歩に行っていた「アラゴン」。彼はある物音に気付くと、飼い主を導くように歩きだしたといいます。
そしてアラゴンが見つけたのがこの子たちでした。
捨てられていた4匹の子猫たち。アラゴンが聞きつけたのは、微かな鳴き声だったのです。
動物保護団体「SCARS」でボランティアとして務めるアラゴンの飼い主によると、残念ながらギリシャでは捨てられる猫が後を絶たないといいます。
山への散歩は助けが必要な動物がいないかどうかの見回りも兼ねていたのです。もともと動画を撮影していたのも、山の現状を記録するためのもの。
1ヵ月で25匹もの動物を保護したこともあるそうで、空っぽの段ボールだけで、動物の姿が近くにいないことの方が多いといいます。
アテネ近辺の山にはキツネが生息しており、捨てられた小さな命がその餌食になることは珍しくはありません。
アラゴンは、自分が見つけた小さな命を守ろうと決意したようでした。
そして、その後の様子がこちら。
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