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「猫は最初、道路のどちら側にいるか分かりませんでした。しかし、バードウォッチャーの方が提供してくれた写真を見て、可能性の高い場所を見つけることができました。」
夫婦は猫が返事を返してくれることを期待して、姿の見えない猫に向かって話しかけました。すると数分後、数かな声で猫が返事をしてくれたのです。そのおかげで夫婦は、猫のいる方向を特定することができました。
しかし、沼は太い枝などで何重にも遮られ、猫の居場所を正確に特定するのは困難でした。ランダルさんは双眼鏡を取り出し、可能性のあるところをくまなく探し始めました。そしてようやく、猫が水面から60cmほどの切り株の上で、丸くなっている姿を発見したのです。
夫婦はカヌーやカヤックを持っていなかったため、ランダルさんがそのまま沼に入り、猫に向かって歩き始めました。「私はバランスを保つために、杖を持って行きました。杖があれば、もしヘビを見つけたら追い払うことができ、ワニがいたら叩くことができます。」
途中まで進むと、水はランダルさんの足を完全に沈めました。しかし、随分猫に近づくことができたため、猫の叫び声がよく聞こえるようになったのです。
そしてついにランダルさんは、猫のところへと辿り着きました。
「私はキミの友達だよと伝えるために、私は猫に食べ物を差し出しました。私は彼がそれを食べないことを知っていましたが、彼はそれで少し気を許してくれました。そのため私がさらに近づいても、彼は驚きませんでした。」
猫はとても不安だったため、木にしっかりとしがみついていました。ランダルさんは静かに近づき、猫と少し会話をしてから、挨拶のために猫の鼻に手を伸ばしました。
ランダルさんの行動で、猫は少しずつ緊張を解いていきました。そして、徐々にランダルさんに不安を感じなくなっていったのです。
「もう一度、私は彼に手を伸ばしました。すると今度は手の匂いをしっかりと嗅いで、少しリラックスした表情になりました。そこで私が彼の前にキャリーを置くと、彼はしばらく中を確認してから、キャリーの中に入って行きました。」
ランダルさんがホッと息をついて、扉を閉めました。そして、キャリーの中で鳴いている猫と一緒に沼から出たのです。
そして、その後。
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