人間によって木に縛られ「商品」として売られるオランウータン。希望を失った眼に胸が締め付けられる

人間によって木に縛られ「商品」として売られるオランウータン。希望を失った眼に胸が締め付けられる

オランウータンは現在、絶滅の危機にさらされています。

その主な原因は熱帯雨林の違法伐採や農地開拓による生息地の減少。そしてペットにすることを目的とした密猟や密輸です。

珍しい動物をペットにしたいという人間の願望のために毎年何百ものオランウータンが密猟されており、悲しい事件があとを絶ちません。

そんな中、オランウータンの生息地であるボルネオ島で野生のオランウータンがロープで木に縛りつけられているのが発見されました。

1

ボルネオ島ではヤシ油のプランテーションによって生息地を奪われたオランウータンが地元民たちのお金儲けのために捕獲・誘拐され密売ブローカーに売られているのです。

今回発見されたオランウータンもバイヤーの手によって木に縛られていたと考えられます。ロープに抗う様子もなく、その眼は希望を失っていました。

2

不幸中の幸いか、このオランウータンは密輸される前に保護団体によって保護され治療を受けることができました。

3

そして次第に体力も回復し、再び自然に帰り第二の人生を歩み始めたのです。

4

5

今回は奇跡的に助けられましたが、救われないオランウータンはたくさんいます。自然を破壊し、動物で商売をする人間を彼らはどう見えているのでしょう。

参照元:thedodo

いいね を押して
最新情報をいち早く受け取ろう!!