「害虫」の動物として扱われ安楽死させられてしまう負傷した鳩を救った人々

「害虫」の動物として扱われ安楽死させられてしまう負傷した鳩を救った人々

カリフォルニア州オークランドの歩道で2人の通行人によって負傷した鳩の赤ちゃんが保護されました。鳩の首は捻挫していたのか、発見当時の鳩は助かるかどうか定かではありませんでした。

しかし、鳩をその場に残して立ち去るようなことは出来ず、野生動物の治療に特化した診療時であるワイルドケアへと運ばれました。

ほとんどの動物病院では、負傷した鳩が運ばれても「害虫」の動物として扱われ安楽死させられてしまうそうです。しかし、幸いワイルドケアは鳩の治療をする唯一の野生動物病院だったのです。

すぐにX線検査を行い、脊髄は損傷していなかったため再び元気になる希望がありました。

鳩の首には医療用のラップが巻かれ、背中の後ろに巻きつけて頭を固定しました。ケガの深刻さを考慮すると数ヶ月はかからないまでも、数週間は治癒までに要すると考えられていました。

ところが4日後、鳩の首は自分の力で頭を支えられるまでに回復したのです。それからわずか10日後には自分自身で餌を食べることも出来るようになったのです。

保護されてからおよそ2ヶ月かけて飛ぶための訓練をし、その後新しい人生を始めるため野生へと返されることになっているそうです。

– 出典 – thedodo

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