一目でわかる愛犬が緊張しているときに見せる5つのしぐさ・行動

一目でわかる愛犬が緊張しているときに見せる5つのしぐさ・行動

ふだん犬がよくするしぐさのなかには、「落ち着かない」と感じている、
緊張状態を表すものがたくさんあります。

そこで今回は、愛犬が緊張しているときに見せるしぐさ・行動をまとめてみました。

あくびをする

犬は、緊張した気持ちを解きほぐそうとしているときにあくびをすることがあります。

動物病院や知らない人の前で頻繁にあくびをするのは、
まさに「落ち着かない」と言う気持ちの表れなのです。

また、飼い主さんやほかの犬に向かってするあくびは、
相手を落ち着かせようとする意味合いがあります。
もちろん寝起きなど、眠いときもあくびをするので、状況で判断してみてください。

※こんなとき、よくする

  • ・動物病院に行ったとき
  • ・苦手な人や犬がいるとき

舌を出して、自分の鼻をなめる!

おやつを目にしていないのに、舌を出して口や鼻をペロリとするしぐさは、
緊張状態を表すもので、何度も鼻をなめることがあります。

「おいしそう」という気持ちの表れではなく、自分の気持ちを鎮めようとしているのです。

※こんなとき、よくする

  • ・ドッグランなどで犬同士が遊んでいるとき
  • ・遊びがヒートアップしてきたとき

床のニオイをかぐ

ニオイかぎで、気持ちを落ち着かせようとすることがあります。

知らない場所に来たとき、床のニオイをしきりにかぎだしたら、
不安を感じているかもしれません。
気持ちを落ち着かせようとするしぐさで、
しばらくするとやめるので飼い主さんはそっと見守ってあげてください。

※こんなとき、よくする

  • ・知らない場所に初めて来たとき
  • ・苦手な人や犬といっしょにいるとき

体をかく・前足をなめる!

知らない人やほかの犬に会ったとき、急に体をかいたり、
前足をなめたりしたら、ストレスを感じているサインです。

犬が自らストレスを取り除く行動なので、数回やってすぐにやめる程度であれば心配はありません。

ただし、いつもかいたりなめていたら皮膚病のサインかもしれません。
「かく」「なめる」は病気の可能性もあるので、見極めが大切です。
家でもこのしぐさを頻繁にしていたら、皮膚病の可能性もあるので動物病院で診てもらうようにしてください。

体をブルブル振る!

水に濡れたわけではないのに、体をブルブル振っているのは、
ストレスから逃れたいという意思表示になります。

これは不安や緊張を解消している行動です。
抱っこしたあと体を振る犬は、抱っこが嫌なのかもしれません。

ただし、ほかの犬の前で体をブルブル振るしぐさは、「敵意はないよ」と
相手に落ち着いてほしい気持ちを伝える意味も含まれているのです。


いかがでしたか?ふだん何気なく目にしていたしぐさ・行動の中に、緊張を表しているサインが隠されていたんですね。
中には病気の疑いがあるものもあるので、飼い主さんは愛犬をしっかり観察して適切な対応をとってあげてください。

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