犬を飼うまえに抑えておきたい5つのポイント

犬を飼うまえに抑えておきたい5つのポイント

「犬が欲しい」
「じゃあ飼ってみようか」

ご家庭の中でこんなやりとりがあるかもしれません。
ここでちょっと考えてみましょう。

犬が飼いたくなったら

犬を飼うと言うことは、犬と人間との付き合いが始まると言うことです。

犬は決して人のおもちゃでもなければ、思い通りになる生き物でもありません。
というのも犬も人間と同じように感情も個性も豊かな生き物だからです。

生まれながらにして性格のきつい犬もいれば、フレンドリーな犬もいます。
そして活気あふれる犬もいれば、病気がちの犬もいるのです。

ですから、犬を飼いたくなったら、まず、犬とはどんな動物なのかを知ることから始めたいものです。

ポイント1. 飼う目的を考えよう

現在、犬の品種は数百種にのぼっています。

ここで考えたいことは、夫婦や個人の伴侶、いわゆる家庭の仲間として飼うのか、
それともドッグショーに出して賞をとりたいのか、
それとも子犬を産ませたいのかなど犬を飼う目的をはっきりさせることです。

そして、その目的に応じて、各家庭の事情にふさわしい犬種をまず決めて、
その中で良い子を選びましょう。

ポイント2. 犬種は環境を考えて慎重に選ぶ

犬種を決める際、何よりもまず、犬の環境を考えなくてはなりません。
充分な広さのないワンルームなどで、セント・バーナードやグレート・デンのような
大型犬を飼うことは難しいでしょう。

犬種には、超小型犬・小型犬・中型犬・大型犬・超大型犬など、さまざまあります。

サイズや運動量などを慎重に考えて、犬と飼い主さんがどちらも
ストレスなく生活出来る犬種を選びましょう。

ポイント3. 「家族」が増えればお金もかかる

犬を飼うとなると、適切な食事も用意しなければなりません。
また当然、愛犬の健康を守るためには、毎年のワクチン接種も必要になってきます。

その他、定期的な健康診断や病気になった際には治療費もかかるのです。

犬を飼うと言うことは、それだけのお金がかかることを把握しておかなければなりません。

ポイント4. 去勢、避妊手術を考える

オスの場合、去勢手術をすることで、成犬になった際のさかりに悩むことがなくなり、
性格も比較的大人しくなる為、思いがけず人に危害を及ぼすようなことを避けることが出来ます。

また、オス・メスどちらも中年以降におこりやすい前立腺の病気、
乳腺腫瘍や乳がんなどの予防にもなります。

「子どもを作る」と言うはっきりした意志がない場合は、
去勢・避妊手術を考えてみてください。

ポイント5. 生きるものには必ず寿命がある

誰しも家族同様に暮らしていた動物を失えば悲しいものです。
しかし、いつまでも嘆いていては、飼い主さんの心身にとってマイナスです。
亡くなった愛犬も望んでいないことでしょう。

たくさんの楽しい思い出をくれた愛犬をいつまでも忘れることなく、
笑顔で暮らしていくことが一番の供養になるのではないでしょうか?

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これから犬をお迎えしようと考えている方は、
「犬が欲しいから、じゃあ買いに行く」ではなく、

まずはこの5つのポイントを参考に、
犬が寿命を迎えるまで本当に大切に飼うことが出来るかをぜひ考えてみてください。

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