毎日のチェックが長生きの秘訣！うんちでわかる愛犬の健康状態

うんちやおしっこを見れば健康状態がわかるとよく耳にされることと思います。それは、犬や猫も同じこと。うんちは愛犬の健康のバロメーターです。愛犬にはいつまでも健康で長生きしてもらいたいものですから、飼い主さんは愛犬の毎日の「うんちの状態」をしっかりチェックするようにしましょう。

ゆるい時

普段、犬に与えている食べ物を突然変えた時などは、うんちがゆるくなることがあります。このように、なぜうんちがゆるくなってしまったのか、原因がハッキリしている時は、その後の様子を観察しましょう。

うんちがゆるい時はその分水分が多く含まれている為、便と一緒に水分も多く失われることとなります。下痢は脱水症状を起こす原因にもなるので、うんちがゆるいと感じた際には水を切らさないように用意しておきましょう。

その他の場合で、突然ゆるくなる時などはストレスや消化不良なども考えられるので、便の状態が改善されない時は早めに獣医師に相談するようにして下さい。

色が黒っぽい茶色

うんちの色が黒っぽい茶色になることがあります。これはどのような状態かというと、犬の腸内の腐敗菌や悪玉菌が善玉菌よりも多くなり、腸内環境がアルカリ性になった状態です。悪玉菌が優位になっただけではなく、肉中心の食生活や脂肪質ばかり与えているとこのようになるので注意が必要です。

腸内がビフィズス菌などの善玉菌優位の環境になると、うんちの色は黄色に近くなります。理想の腸内環境は弱酸性になりますので、この状態を保てるように日頃の食生活に気をつけてあげましょう。

小さくて固い

小さくて固いうんちは、食物繊維が不足していることを表しています。このうんちの状態が長く続くと免疫力の低下に繋がり、健康上の問題へと発展していく可能性が高いので注意が必要です。小さくて固いうんちが改善されずに長く続く場合には獣医師に相談するようにしましょう。

いかがでしたか？日頃の健康時のうんちの状態を知らないことには、チェックすることも出来ません。健康時の状態を把握することで、もしもの時、獣医さんへの説明もスムーズに出来ます。ですから、愛犬がいつまでも健康を保てるように飼い主さんは毎日欠かさずうんちの状態を確認してあげてください。

– 画像出典 – dogactually