7年間もパピーミルとして虐待を受けてきた犬が、11歳になった今手に入れた幸せとは。

7年間もパピーミルとして虐待を受けてきた犬が、11歳になった今手に入れた幸せとは。

「ファーギー」と名付けられたこちらの犬は、今から4年前に米シカゴにあるパピーミルから救い出されました。

パピーミル(子犬工場)とは劣悪な環境で子犬の繁殖を繰り返す場所の事を指しますが、ファーギーはそこで7年間子犬を生む”道具”として酷い扱いを受けていたのです。

「ファーギーは7年間繁殖犬として生かされ、子犬が産めない体になると捨てられたのです。彼女はそれまで小さな檻に入れられて必要なケアも全く受けていなかったため、保護された時には視力と聴力をほとんど失い、前足は大きく曲がった状態でした。」

ファーギーを保護した動物愛護団体はこうコメントしています。

「この子の余生を幸せで溢れるものにしてあげたい」

そう考えた施設のスタッフは、Facebookページにファーギーの写真とストーリーを掲載して里親を募集しました。

すると、その投稿は予想以上に多くの人の目に留まり、後日ファーギーはその内の一人であるエリッサさんに引き取られることが決まったのです。

「私はファーギーの写真を見た瞬間から運命を感じていました。他に里親を希望する人は現れなかったそうですが、ファーギーの里親になれた私は幸運だったのかもしれません。」

エリッサさんはこうコメントしています。

当初はファーギーが新しい環境で暮らしていけるか不安でいっぱいだったというエリッサさん。

しかし、ファーギーの考えは違いました。

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