森に捨てられボロボロの状態だった犬。保護直後の様子と、3ヶ月後の見違える姿とは。

森に捨てられボロボロの状態だった犬。保護直後の様子と、3ヶ月後の見違える姿とは。

後に「モリー」と名付けられるこちらの犬(ゴールデン・ドゥードル・2歳)は、今年の1月にノースカロライナ州の森の中で見つかり、地元の動物愛護団体によって保護されました。

最低でも数か月間森の中をさまよっていたとみられる彼女は、発見時は骨が浮き出るほどやせ細り、その体は大量の毛玉で圧迫されている状態だったそうです。

真相は定かではありませんが、動物愛護団体はモリーが飼い主によって森に捨てられた可能性が高いとみています。

動物病院での検査の結果、モリーの胃の中には石や布切れ、ドングリ等の異物が消化されずに残っていることが判明しました。

しかし、幸いにもそれらの異物は排泄物と一緒に出てきたため、手術には至らなかったそうです。

動物愛護団体はこうコメントしています。

「モリーは食べ物も水もない森の中に置き去りにされたため、その辺に落ちているゴミを食べることで必死に生き延びていたようです。排泄物に交じって出てきた異物を見るだけでも、彼女がどれほど過酷な暮らしを送っていたのかが伝わって来ました。」

大型のゴールデン・ドゥードルの平均体重は20~30 kgだと言われていますが、保護当時のモリーの体重は13kgほどしかなく、毛のカットが施された後では更に3kgも減りました。

そんな状態でも生き延びていたのは、まさに奇跡だと動物病院のスタッフは言います。

無責任な飼い主に捨てられ、何度も生死の境をさまよったモリー。
その後、モリーに嬉しい出来事が。

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