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家族の一員であるペットを連れて、3時間半の空の旅に出た一家。
しかし利用したユナイテッド航空機内で悲劇が起こった。CA(客室乗務員)に、キャリーバッグに入れた犬を座席上の棚の中に置くよう指示された飼い主は渋々承諾。しかし犬は荷物棚の中で息絶えてしまった。
またしてもユナイテッド航空の不祥事が全米メディアで報じられた。
3月12日の夜、カタリーナ・ロブリードさんは赤ちゃんと11歳になるソフィアちゃん、生後10か月になるペットのフレンチブルドッグ“コキート”を連れてヒューストン国際空港からニューヨークのラガーディア空港へ向かうユナイテッド航空1284便に乗り込んだ。
カタリーナさんは、コキートをTSA(米運輸保安庁)が認めたキャリーバッグに入れており、そのバッグを座席の下のスペースに置いた。
ところがCAは「手荷物棚に入れるように」と指示してきたため、犬の搭乗費用125ドル(約13,300円)を支払っていたカタリーナさんは「どうして棚に入れなければならないのですか」と断固として拒否した。
それでもCAは「ポリシーだから」と荷物棚に入れるように命令し、棚の中でも犬は安全であることを一家に保証した。
そこでカタリーナさんは渋々承知し、コキートの入ったバッグを荷物棚に収めた。
その後、棚からは何度かコキートの鳴き声が聞こえていたようだが、一家は「多分怖がっているのだろう」と思っていたという。
実際には、コキートが必死で家族の助けを求めていたようである。
しかし飛行機は乱気流のせいで揺れが激しく、立ち上がってコキートの様子を見ることは許されなかった。
またCAも、誰一人としてコキートの様子を確認することはなかったという。やがてコキートの鳴き声は止み、静かになった。
3時間半のフライトを終え、目的地に到着するとカタリーナさんは荷物棚からバッグを取り出した。
だが、既にコキートは息絶えていた。
ソフィアちゃんと一緒にコキートの名を呼びながら、カタリーナさんはコキートの胸をおさえて蘇生を試みた。
しかし息を吹き返すことはなく、カタリーナさんはコキートの体に覆い被さるようにして号泣した。
その様子を見ていた乗客らも涙しており、カタリーナさん一家の後ろの座席に座っていたジューン・ラーラさんは自身のFacebookアカウントにこう綴っている。
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