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ステファニーさんは、メリーランド州、ボルティモアにあるパターソン公園で、愛犬2匹といつものように散歩を楽しんでいたのですが、信じられない光景に出くわし衝撃を受けます。
あろうことか、公園の樹木に犬が繋がれて放置されていたのです。
ステファニーさんによれば、その日は特別に寒い朝で、手足がかじかんで感覚がなくなるほどだったそうです。
木に繋がれた犬の近くには、クレートとフード、オモチャなどが入ったストッカーが置かれていました。
さらに数メートル先には、紛れもなく捨てられた証拠となる『1枚のメモ』が転がっていたのです。
そこにはこう書かれていました。
『僕の名前はデュークです。ここに僕のお気に入りのオモチャと食べ物があります。僕は新しい飼い主を探しています』
こんな寒空に短毛種のデュークが放置されたことに胸を痛めたステファニーさんは、すぐに911に通報を入れました。
そして、Facebookグループのみんなに目の前で起きている悲しい出来事を報告し、どうすれば良いのか支援を求めました。
到着までの時間だけでもなにかしてあげたいと、ステファニーさんは近くのベンチに腰掛け、デュークに話しかけます。
しかし、デュークは人間不信に陥っているようで人からの愛情を拒否し、近づかれることさえ怖がっていました。
別の女性、レスリーさんは、愛犬との散歩から帰ってきたご主人から、「白い犬が木に繋がれていた」と聞き、すぐに愛犬を連れて公園に出向きました。
レスリーさんもまた、Facebook上に「寒さで震えて、明らかに怖がっている犬がいます。この犬を知っている人がいたら助けてください!」と投稿し、911にも連絡を入れました。
そして、その後。
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