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英政府の公式データ及び情報公開法「Freedom of Information」に基づく地方行政機関の統計によると、2017年度のホームレスは国内で30万人超とされ、200人に1人が路上生活を送っているといいます。
イギリスではほとんどのホームレスが犬をパートナーとしており、極貧状態の中であっても彼らは飼い犬を優先し、何よりも可愛がり大切にしているのです。
冬の間は各地が厳しい寒さに見舞われ、日中気温は連日10度以下、夜間はマイナス気温を記録し特に冷え込む中、行き場のないホームレスの人々は犬を胸元に抱え込み暖を取る以外に選択肢はありません。
しかし大切な犬がこの寒さで病気にでもなれば、当然心細さと不安が募ります。
ホームレスの人々にとっても、ペットの犬が健康で幸せでいてくれることが何よりの願いなのです。
そこでRSPCA(英国王立動物虐待防止協会)スタッフは、この冬イギリス各地に暮らすホームレスたちのもとを周り、ちょっとしたクリスマスギフトを提供することにしました。
RSPCAの野外活動運営指揮官エイミー・クアークさんは、路上で犬と一緒にいるホームレスを見かけるたびに、防水加工が施された犬用の防寒コートを提供して周っています。
それはRSPCAならではのアイデアギフトといえるでしょう。
エイミーさんから手渡された犬用コートを愛犬に着せたホームレスの人々には笑顔が滲みます。
あるホームレスの男性は「犬は俺の親友さ。とても頼りになるし互いに守りあっているんだ」と話し、女性のホームレスは「この子は私の子供同様なの。最高の存在よ」と語っています。
「この犬は俺が辛い時もずっとそばにいてくれた。犬のためなら何でもするさ。俺にとってはかけがえのない存在だ」と明かした男性ホームレスは、
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