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基本的な合図には「オスワリ」や「フセ」があります。
犬は本来こういった姿勢や仕草を自然にすることができるので、仕草と言葉を関連づけることで合図を送っていると理解させ、必要な時にその動作をさせることができます。
「オスワリ」には「座って主人を見ること」という意味があり、それを理解させるためにはまず動作を覚えさせ、次にその動作の名前を教えてあげます。
犬は自発的に行動したことの方が覚えやすい習性があります。飼い主はごほうびのあげ方や、あげるタイミングを図り自発的に行動させるようにすると、効率よくトレーニングすることができます。
オスワリ
「オスワリ」には、犬にひと呼吸つかせる落ち着かせの意味があり、犬の自然な動作を引き出して教えることができます。
衝動を抑える気持ちが強くなり、ご飯をあげる時などの興奮状態にある時は落ち着かせることができます。
愛犬に「飼い主のいうことを聞くのはいいものだ」と理解させるとスムーズにトレーニングすることができるので実践してみましょう。
<トレーニング方法>
1、ごほうびを用意し、犬の鼻先にもっていく。
2、鼻先から頭の方へ持っていくと犬はごほうびを見上げる姿勢になり、身をそらせて最終的におしりを床につける格好になる。
3、犬がオスワリをした瞬間にごほうびを与え、褒める。オスワリの姿勢ができるようになったら「おすわり」の言葉と組み合わせます。
目と目の合図・アイコンタクト
「アイコンタクト」は合図の基礎の基礎です。
犬には見知らぬ相手とは目を合わせない習性がありますが、これは争いを避けるためのものです。
家に来て日が浅いうちは環境に慣れることを優先させましょう。
慣れてくればちゃんと目を合わせてくれるようになりますが、目を見ながら叱られた経験のある犬は目を合わせることに良い印象を持っていない場合があります。
<トレーニング方法>
1、ごほうびを用意し、犬の鼻先にもっていく。
2、ごほうびを自分のあごに持っていくように動かし、それを犬に目で追わせる。
3、目が合ったら、すばやく愛犬の名前を呼び、ごほうびを与えます。慣れてきたら犬の名前を呼んで練習します。
リラックスポーズ・フセ
「フセ」の姿勢は愛犬にとって心身ともにリラックスできる姿勢です。
騒々しい場所や、買い物の時など犬を待たせないといけない時にはフセをして待たせると犬は落ち着いていられます。
また、フセも犬を抑制するのに適した姿勢と言えます。
相手に飛びかかろうとするくらいの興奮状態を一気に下げる事ができるので効果的です。
<トレーニング方法>
1、まず犬にオスワリをさせ、鼻先にごほうびを持っていきます。
2、ごほうびを持った手を床の方にゆっくりおろします。犬はだんだんと首を下げ地面に伏せる姿勢になります。
3、ごほうびを手前にひきます。犬がフセをした瞬間にごほうびを与えます。先にごほうびを食べようとしたらごほうびを引っ込めて正しくないことを伝えましょう。動作ができるようになったら「フセ」の言葉の合図を使いながらトレーニングしましょう。
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