ホームレスとして過ごしてきたリンパ腫を患う犬が初めての温かい家を手にいれる

ホームレスとして過ごしてきたリンパ腫を患う犬が初めての温かい家を手にいれる

3歳のときに避難所に保護された犬の「チャーリー」は、生まれてからずっとホームレスとして過ごして来ました。避難所に到着してからしばらくの間、人が近づくことに怯えていたと言います。

残念なことに、チャーリーの人間に対する怯えや不安から引き取り手は見つかりませんでした。しかし避難所に働くスタッフやボランティアの方々は、チャーリーがとても優しい性格だと言うことを知っています。

チャーリーのお世話をしているマリー・ジョーンズさんは、「最初にチャーリーと会ったとき、彼はとても怯えて犬小屋の角に行ってしまいましたが、時間がたつにつれて避難所での生活にも慣れてきました。そして、土曜日には気分転換も兼ねてチャーリーを避難所の外へと連れ出したのです。」と語りました。

それから1年以上過ぎてもチャーリーの引き取り手が見つからないことから、ジョーンズさんは里親になることを決めたのです。

ジョーンズさんにはもともと3匹の犬がいて、大きな犬が苦手なことからチャーリーを職場でお世話することに決めたのです。オフィス周辺でのランニング、ソファの上での遊びなど、すぐにオフィスの仲間入りをしたのです。生活にも慣れてきた頃、ジョーンズさんはチャーリーの首にいくつかのしこりを発見したのです。

獣医師は感染症のために出来たしこりであることを願い、抗生物質を投与しましたが、しこりが消えることはありませんでした。数日後の診断結果、リンパ腫ガンであることが判明したのです。

通常、犬がリンパ腫と診断されたとき、およそ1〜3ヶ月程度の命なのだそうです。ジョーンズさんは診断後、自宅でお世話をすることに決めました。ジョーンズさんが元々飼っていたオースティンとチャーリーは相性があまり良くないことから、オースティンはジョーンズさんの家族に一時的に預け、チャーリーが自宅で暮らせるよう準備をしました。

チャーリーがリンパ腫と診断された後、ジョーンズさんは集中治療をしないことに決めた代わりに、チャーリーは人生で初めて温かい家での暮らしとたくさんの愛情を感じることが出来たのです。

– 出典 – thedodo

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