1匹のホームレス犬の保護に向かった救助スタッフ　最終的に3匹の犬を連れ帰る

ロサンゼルスの街に住むホームレス犬「シュリンプ」は、地元の人たちによって存在は知られていましたが、触れられることに怯えていたことから長い間孤立していました。

しばらくして動物レスキュー(Hope for Paws)へと救助要請が入り、シュリンプが住み着いている工業地帯へと救助グループは向かいました。

現場へ到着するとすぐにシュリンプを発見することは出来ましたが、長い間ほとんど人間との接触をしてこなかったため、怯えて車の下へと隠れてしまったのです。

しかしすぐに周りをプラスチック製のケージで囲い、逃げられないようにしました。

それからシュリンプにはリードがつけられ無事に保護しました。ところが、怯えたままでなかなか車の下から出てこようとしません。

しかし救助スタッフらは時間をかけてシュリンプと心を通わせることによって、少しずつリラックスし始めました。

最終的には自分を傷つける人たちではないと理解したのか、シュリンプは心を開いてくれたそうです。

シュリンプを保護してようとしている途中、救助スタッフは別の犬の存在にも気づきました。シュリンプを保護し車に乗せた後、その犬を探し始めたのです。

後に「キャビア」と名付けられたその犬は、しばらくの間、通りに住んでいて、ホームレスのカップルに食事などをもらっていたそうです。

当時は兄弟犬もいたそうですが、車との接触事故によって死んでしまったとのこと。キャビアには同じ運命を歩ませるわけにはいかないと、救助スタッフはキャビアを保護しました。

そして、なんともう1匹別の犬も保護し、保護スタッフのデルフィナさんはこの日だけで3匹のホームレス犬を保護したのでした。

動物病院へと連れていき、3匹の健康に問題がないことが確認され退院したら、新しい飼い主さん探しが開始されるとのことです。

– 出典 – thedodo