飼い主に捨てられ獣医からもまともな食事を与えられず飢えに苦しんだピットブル

飼い主に捨てられ獣医からもまともな食事を与えられず飢えに苦しんだピットブル

インドネシアのバリで暮らしていたピットブルの「TinTin」でしたが、ある日病気を患い飼い主によって動物病院へと連れて行かれ、そのまま飼い主が迎えに来ることはありませんでした。

飼い主より治療費など支払いがなかったことから、獣医はTinTinに対しまともな食事を与えることなく、世話もまともにしていなかったと考えられます。

2016年の8月、獣医診療所にいるTinTinの姿を地元のとある男性がfacebookに投稿。それをオーウェンさんと言う方が目にしました。

「TinTinの写真を見たとき、私が助けなければならないと思いました。」とオーウェンさんは話しています。

オーウェンさんは獣医診療所からTinTinを引き取り、バリ島のサンセット・ヴェットの別の動物病院へと連れて行きました。そこではすぐに治療が開始されて、しっかりと食事も与えられました。そして血液検査を行ったのです。

腎不全や重い病気を抱えていると思われましたが、軽症の血液寄生虫を患っていたことが判明。そして特に問題なのは食事が与えられていなかったことからの飢えでした。

飼い主の元にいた時点で既に飢えていた可能性もありますが、最初に連れてこられた動物診療所での対応が大きいと考えられています。

しかし2ヶ月間の治療の結果、TinTinは完全に回復。体重も2倍になり現在は日々楽しい生活を送っていると言います。

TinTinは非常に活発な男の子で、走り回って遊ぶのが大好きなのだそうです。

新しい飼い主さんが見つかるまで、チャングーペットリゾートで過ごします。ペットリゾートでは、たくさんの犬の友達と遊ぶことができ、プールでも泳ぐことが出来るとのことです。

– 出典 – thedodo

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