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2016年8月の上旬、アメリカ・カリフォルニア州のロサンゼルスから動物保護施設に通報が入りました。
それは「犬を保護して欲しい」というもの。そこでスタッフたちが出会った犬が「ルル」でした。
検査によると、ルルはレベル3の有毒物質を繰り返し浴びせられる虐待を受けていたようで、皮膚はとてもひどく痛々しい状態でした。肥満ではないのに、たるんで垂れてしまった皮膚。毛も短く、皮膚が丸見えの状態。
そして、その有毒物質がもたらした被害は皮膚だけではありません。そんな酷い扱いを受け続けていたからでしょうか、精神的な病気にもなっている様子だったと言います。
なぜこんな酷いことをルルがされたのか、その意図はわかりません。
酷い状態になっていた皮膚はアレルギーも抱えていました。なんと、草の上にいるだけで数分以内にアレルギーを発作してしま状態だったのです。
草といえば、芝生で犬たちが遊ぶにはとても喜び、さらに至る場所に生えています。このままでは自由に遊ぶこともできません。
そして、ルルにとって一番の問題が発覚しました。
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