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肉球の損傷
いぬが全力で前へ進もうとすると、足の裏と地面の間、体の各関節、首と首輪の間に、大きな摩擦と荷重が発生します。
特に室内犬は、普段あまり肉球が刺激を受けていないので柔らかく、アスファルトとの強い摩擦で擦りむいてしまいます。
散歩中は気がつきませんが、散歩から戻っていぬの足を見ると、黒い角質で覆われているはずの肉球に、その下の皮下組織から血がにじんでいる事もあります。
肉球は常に地面に接している部分なので、一度怪我をしてしまうとなかなか治りません。
もちろん散歩の負荷だけが原因ではありませんが、本来、土の上や草の上を歩くはずの足は、コンクリートやアスファルトでの強い摩擦には向かないものだという事を覚えておいてください。
関節炎やねんざ
関節炎は、特定の部位に必ず起きる訳ではなく、また運動が下人のすべてではありません。
遺伝や、感染症でも起こりますが、負荷の高い運動を続けていると、そのせいで股関節や、膝の関節が変形して痛みが発生する事もあります。
荒れた地形(砂利道など)を歩く時はうっかり足をひねらないように、人もいぬも注意しましょう。
また、そういった場所での散歩は避けるとよいでしょう。
首輪による圧迫
首輪が首の皮膚を強く圧迫し、周りをぐるりと一周するように脱毛や湿疹を起こしている事もあります。
特に引っ張る時に力のかかる首の下のダメージは大きく、皮膚が完全にすり切れ、潰瘍化していると、治っても毛は生えてきません。
細い首輪や接触面が粗い首輪に多く見られる傾向があるので、首輪は幅が広く皮膚へのあたりもソフトな素材のものをおすすめします。
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