職業犬として人々を守ってきた犬が退職後、自宅に侵入してきた何者かによって刺される。

職業犬として人々を守ってきた犬が退職後、自宅に侵入してきた何者かによって刺される。

13歳のワーグナーは以前、職業犬として家や人々を守る役割を担っていました。今は高齢になったことからその職を退き、飼い主と穏やかな日々を過ごしていたのです。

しかしある日、ワーグナーのけたたましい鳴き声を聞きつけた飼い主がワーグナーのいるガレージへと向かうと、そこには首元を何箇所も刺されたワーグナーが血だまりの中で横たわっていたのです。

1

家の中に侵入しようとした何者かによって刺されたのは明らか。ワーグナーはぐったりしており、まだ生きているのかさえ判断がつかないほどでした。

幸いかとうじて息をしていたワーグナーを動物病院へ運び、なんとか一命を取り止めました。

2

痛々しい体になったワーグナーを見て飼い主は悟ります。

ワーグナーはこの家を自分で守ろうとしてくれたのだと。そのために危険を顧みず、侵入者に立ち向かっていったのだと。

「人々を守ること」が仕事だったワーグナーは、生涯を通じてそのように教育されており、その職を退いた今でも長年の習慣、もしくは彼の本能が自分を守ることよりも、飼い主を守ることを優先させたのだと推測します。

一命を取り止めたワーグナーの傷は徐々に癒えることでしょう。

自分の命よりも最優先して飼い主を守ろうとする彼の行動と気持ちに胸が熱くなります。

参照元:FOX13

いいね を押して
最新情報をいち早く受け取ろう!!