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写真に写るのはメキシコの首都で発見された野良犬。
メキシコは野良犬がとても多い国。メキシコの住人にとって野良犬が街中をうろついているのは日常のこと。しかし、住民からみてもこの野良犬の状態はとても痛ましい状態でした。
この野良犬を発見した住人はすぐに動物保護活動をしているダリア・ガメズさんという女性に連絡を入れ、保護してもらうことに。
野良犬の体はガリガリにやせ細り、全身には数え切れないほどの腫瘍があり、穴が空いているものもありました。野良犬同士からも遠ざけられ、群れからも外されて満足に餌も食べることができていない様子。
ダリアさんはこの犬を保護すると、急いで動物病院へと向かいます。ボビーと名付けられたこの犬を獣医は慎重に検査をすると、ボビーは推定2歳のオスで、癌性腫瘍に侵されていることが判明。
治療する体力すらないボビーにダリアさんは自宅で美味しい食事を与え懸命に介抱し続けます。癌性腫瘍の増殖スピードはとても早く、症状もすぐに悪化するため一刻も早く化学療法や放射線療法を行う必要があったのです。
2ヶ月間で8回ほ化学療法が施されますが、副作用が強いため相当な苦しみが襲います。ダリアさんはどうかボビーの体がもって欲しいと祈りを捧げながらも懸命に見守ります。ボビーとダリアさんにとってとても辛い時期ではありますが、このことによって絆が深まったのです。
そして、その後。
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