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若いオス同士
一般的にオスはメスと比較すると競争心や縄張り意識が強いものです。
自然界では、1匹のオスの縄張り内にメスと子どものグループが複数あるのが一般的なので、 飼い猫でもオス同士は競争しやすいと言えるでしょう。
去勢していないオス同士は、共存は不可能ではありませんが、かなり難しく、 去勢しているオス同士でも、「オスらしさ」を失っているわけではないので、難しい場合が多いようです。
また、若い猫同士ならケンカが多発することもあるようです。
オスとメス
オスとメスの組み合わせで多いのは、オスは仲良くなろうと近づくのに対して、メスが受け入れずに遠ざけてしまうパターンです。
自然界では、繁殖の際、アピールするのはオス側で、それを受け入れるかどうかを決めるのはメスという形が一般的なため、 飼い猫でもオスがメスに拒絶される関係になりやすいのでしょう。
メスの性格がキツかったり、メスが居場所を独占してオスを近づかせない場合などは、オスがストレスをためてしまう可能性があります。
先住猫と新しい猫
もともと1匹で飼われていたところに新しい猫がやってくるケースも、難しい場合が多いようです。
先住猫が怖がりだったり、競争心が強かったり、特に1匹でいる期間が長かった場合は心配です。
そうした先住猫は、新しい猫をなかなか受け入れることが出来ずに、威嚇したり、距離をおくことがあります。
一方、新しくやってきた猫は、先住猫に遊び相手になって欲しくて、相手が嫌がるのも構わずに近づいていくことが多いようです。
そうすると、先住猫がストレスをためやすくなってしまいます。
正反対の性格
性格の違いで相性が合わないと言うケースもあります。
例を挙げると、臆病な猫と大胆な猫の組み合わせでは、臆病な猫は近づいてきて欲しくないのに、大胆な猫が近づき、 臆病な猫がストレスをためてしまうパターンです。
また、「相手が嫌がっている」などのサインをうまく見分けられるかも重要になってきます。
成長する過程で、他の猫とあまり接してこなかった猫は、相手のサインを読み取れずに、怒らせてしまうことが多いようです。
相性が悪くなりやすい代表的な4つの組み合わせをあげましたが、この組み合わせだと必ず相性が悪いと言うわけではありません。
相性は不変ではなく、時間とともに変わることもあります。
しばらく様子を見て、変わらないようであれば飼い主さんが対策を取ってあげるとよいでしょう。
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