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子猫の「ミリー」は、ファロー四徴症という心臓病を持って生まれました。
この病気は発作が起きると全身がけいれんし、その状態が長く続くと死んでしまうこともあります。そのため獣医さんには「長くても半年の命」と宣告されたのです。
ミリーは発作が起きなければ、普通の子猫と変わらないくらい元気に遊びます。
ご飯だってモリモリ食べます。
でもミリーは次第に息を切らせる回数が多くなっていきました。
しかし、ミリーは危機的状況を何度も乗り越えました。そして、ついに余命宣告された6ヶ月の期間を過ぎたのです。
宣告された期間を過ぎてホッとしたのもつかの間、ミリーは毎日のように激しい発作に襲われるようになりました。
飼い主さんはフラフラの状態で息を切らせるミリーの口に水を流し込み、一晩中看病を続けたそうです。
そんな危険な状態が3週間も続きました。
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