3日以上も木製リールの中に閉じ込められた子猫。感染症によって足を失うも懸命に今を生きる

3日以上も木製リールの中に閉じ込められた子猫。感染症によって足を失うも懸命に今を生きる

2016年の10月。南アフリカ・ケープタウンにある工場で1匹の子猫が発見されました。

驚くことにその子猫は大きな木製のリールの中に閉じ込められながらも、そのまま数日間生き延びていたというのです。

子猫を発見した作業員の男性のはその時の様子をこのように語っています。

「その日、私たちは鳥の鳴き声のような音を聞き、工場内を探して回りました。そしてその後、音が木製のリールの中から聞こえている事が分かると、私たちはその中を恐る恐る覗いてみたのです。すると、中には生まれて数日しか経っていない小さな3匹の子猫がいました。
残念ながら、そのうちの2匹は既に息を引き取っていましたが、もう1匹の猫はまだかろうじて生きていました。その子は少なくとも3日は食べ物も水もない状態で必死に生き延びてきたようです。」

子猫を発見した作業員は、その後、子猫に水を与えると腕の中で体を温めてあげました。そして、彼は奥さんと娘さんに連絡を取り、子猫を動物保護施設へと運んでもらったのです。

子猫を引き取った保護施設では、数人の職員が交代しながら24時間体制で子猫のお世話をしました。すると、子猫はその後日に、少しずつ回復し体力をつけていったそうです。

そして保護されてから3日後に撮影された写真がこちら。

この頃から子猫は目をぱっちりと開け、より猫らしい姿を見せるように。残念ながら子猫は1本の足を感染症によって失いましたが、それでも弱い姿を見せずたくましく生きたそうです。

そして現在。

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